この記事を読んでほしい人
- 2人目不妊で人工授精を検討している方
- 仕事と不妊治療の両立に悩んでいる方
- 不妊治療中のストレスや心の疲れを軽くしたい方
私が伝えたいこと
私はタイミング法では妊娠に至らず、勇気を出して不妊治療専門クリニックで人工授精に挑戦しました。
(タイミング法までの体験談はこちら)
この記事で伝えたいのは、
「人工授精は心身に大きな負担がかかる。だからこそ、治療中は自分を大切にすることが前向きに続ける力につながる」ということとです。
人工授精の基本的な流れ(私の場合)
- 生理中に受診:排卵誘発剤を服用(必要に応じて注射を追加)
- 排卵チェック:生理後から数回、超音波や血液検査で排卵タイミングを確認
- 採精と精子調整:夫に採精をお願い → 病院で洗浄・調整
- 子宮内注入:カテーテルで数分、痛みはほとんどなし
- 帰宅:普通に過ごせる
- 妊娠判定:2週間後に血液検査や妊娠検査薬で確認
※クリニックによって方法は異なります。私は卵胞が育ちにくく、服薬に注射を追加することもありました。少し安静にしてから帰宅となるクリニックもあるようです。
小学校教員として人工授精と仕事を両立する工夫
通院スケジュールと仕事の調整
排卵タイミングの確認で2週間に4回ほど通院。(私は卵胞が育ちにくかったため)
「今日こそ人工授精の日取り確定!」と思っても、
結果次第で「明日また来てね。」と言われることも。
これが一番の負担でした。
どの仕事でも、突然の休みって本当に取りにくいですよね。
特に小学校の教員という職業の性質上代わりが効きにくいため、以下の工夫をしました。
- 練習問題のプリントを多めに印刷しておく
- 図工の導入を済ませ、作業時間は他の先生にお願いする
- テストは後回しにできるものだけ後回し
- iPadを活用して自習できる時間を確保
とにかく学級の子ども達に迷惑は掛けないよう努力。
他の先生方には確かに迷惑を掛けていたと思いますが、勤務時間内にできる仕事を積極的に引き受けて、お休みをもらっていました。
「今は甘える時!」と割り切ることも大事だと思います。
夫の協力が不可欠
人工授精では、夫に採精をお願いする必要がありました。
「今日の◯時に行くから、それまでによろしく!」
毎回夫にプレッシャーをかけているようで、私も申し訳ない気持ちでした。
でも、そのたびに夫が冗談を言って笑わせてくれたので、気持ちが少し軽くなりました。
こうして支え合えたからこそ、治療を続けられたのだと思います。
2人目不妊ならではの気持ち
娘を連れて通院することもあり、
「子連れの私を見て、不快に思う人がいるかも」と罪悪感を抱くこともありました。
そのため、肩身が狭く感じることもあり、クリニック内ではなく廊下で待つなど、配慮しながら通院していました。
2人目不妊治療ならではの悩みだと思います。
治療中に心を守る工夫
妊娠のことばかり考えて気持ちが沈むことも。
そこで私は「ご褒美時間」を設定しました.
- 人工授精の日にはパンケーキ屋さんで1人ランチ
- 家族との時間や旅行を楽しむ
- 仕事そのものを気分転換として活用する
「自分の機嫌は自分で取る」ことを意識するのがポイント。
仕事に向き合っている時間が意外と気分転換になりました。
治療のことを考えず、何か他のことに集中できる時間をもつことがとても大切です。
まとめ:人工授精と仕事の両立で大切なこと
人工授精は心身ともに負担が大きいですが、以下の工夫で少しでも楽に続けられます。
- 休むときは割り切って
- 自分へのご褒美時間を作る
- 家族との時間や仕事を気分転換に活用する
「ストレスを溜めない方がいい」なんてことはわかってるけど、どうしても精神的にきつくなってしまうのが不妊治療。
この体験が、同じように人工授精に挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
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