育児

現役小学校教員ママが実践した我が子の入学準備【数の学習編】

入学準備って“何をどこまでやればいいの…?”と不安なママへ。

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小学校入学前のひらがな学習方法はわかったけど、

数の勉強はまだ何もしてないなあ。

私も算数苦手だったし、計算のつまずきが心配だよ😭

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算数が心配だと感じる保護者の方は多いよね。

ただ、入学前に特別難しいことをしておく必要はないよ!

今日はお家で簡単にできる数の学習法を紹介するね。

「小学校の算数に向けて何したらいいの!?」

そんな気持ちが少しでもあるなら、この記事は絶対役に立ちます。

むずかしい知識は一切いりません。

おうちにある卵パックとビー玉だけで、

入学後の算数が“ぐっとラクになる”基礎が作れます。

がんばらなくて大丈夫。

できる範囲でゆる〜く、でも大事なポイントだけギュッとまとめました。

今の不安が少しでも軽くなりますように。

そして、お子さんが「算数ってわかる!楽しい!」と思えるきっかけになりますように。

📚 この記事(算数編)を読んでほしい人

  • 来年から小学校に入学する子どもを持つママ・パパで、「入学までに何を準備したらいいか迷っている」パパ・ママ。
  • 入学後、「算数でつまずかないように」「基礎をスムーズに理解できるように」準備しておきたいと思っているパパ・ママ。
  • 「最低限、人並みに勉強についていける力をつけさせたい」「数字や計算に抵抗なくしておきたい」と考えているママ・パパ。
  • 家庭で「読み」「書き」に加えて「数を数える」「数字を書く/読む」「簡単な計算」にも触れさせたいと思っているママ・パパ。
  • 「子どもが算数を苦手にならずに、小学校のスタートを楽しく迎えてほしい」と願っているお家の方。

入学前に大切なのは「10のまとまり」をつかむこと

小学校の算数でいちばん大事なのは、

“10をひとまとまりとしてとらえる力” です。

この「まとまりの感覚」があるかどうかで、

入学後に習う

• 繰り上がり

• 繰り下がり

• 数の分解・合成(わける、足す)

の理解スピードがまったく変わります。

まずはここを押さえておけば、入学前の“数の学習”は十分です!

10のまとまりを育てるおすすめ遊び3つ

① 卵パック×ビー玉で「1〜10」の数づくり

卵パック(10個入り)にビー玉を入れて、

1〜10の数を自由につくるだけの遊び。

「3をつくって」「8をつくって」と声をかけます。

このとき、

ビー玉を上の段の左詰でならべていくことをルールにします。

これは小学校の算数で使う

ブロック・図の並べ方とまったく同じです。

• 図は「左から順に」並ぶ

• 上段が埋まってから下段へ移る

入学前からこの並べ方に触れることで、

10を5といくつで捉えることができるようになります。

②「数あてゲーム」で“5といくつ”を育てる

親が卵パックにビー玉を入れて、

子どもに“いくつ入ってるか”答えてもらうだけのゲーム。

最初は「1、2、3、、、」と数えるかもしれないけど、だんだんパッと見でわかってきます。

慣れてきたら、さらにこう聞いてみるとGOOD👇

「あといくつで満タン(10)になる?」

この声かけで、

10をつくる組み合わせを自然に覚えます。

簡単だけどこの繰り返しで、いかに早く数を数えられるようになるかが鍵になります。

③ 日常のもので10を意識して数える

• 枝豆

• お菓子

• ブロック

• 洗濯ばさみ

どんなものでもOK。

たとえばこのいちごを

「1、2、3、、、、」と数えるより、

この図のように「5と3」で見られるようになることが大切です。

「5といくつ?」を意識した声かけがポイント。

この積み重ねで“10の構造”が自然に身につきます。

指で数えるときは「パー=5」で数えるのが大事

実は指で数えるときも、

1本ずつ「1、2、3…」と数えるより、

▶ パー(5)をいっきに出せる子のほうが圧倒的に強い!

なぜ「5」が大事なの?

• 5のまとまりができると10が理解しやすい

• 5+◯の計算が早く身につく

• 繰り上がり計算がスムーズになる

声かけ例

「パーで5だよね?

じゃあ7は、5(パー)と2で7だね。」

こういう声かけで、

“5といくつ”の感覚 が自然に育ちます。

10のまとまりができると入学後がスムーズになる理由

• 数を“かたまり”で考えられる

• 計算のつまずきが少ない

• 授業中の図やブロックが理解しやすい

• 「わかる!」が増えて自信になる

入学前の数の学習は、

この“10のまとまり”だけやっておけば本当に十分です。

まとめ:入学準備の「数」は難しいことは不要

• 卵パックで左詰めに並べる

• ビー玉で1〜10を作る

• “5といくつ”で声かけする

• パー=5を意識して数える

これだけで、

入学後の算数の基礎はしっかり整う!

Shimape

難しい問題集や九九をひたすらやる必要はありません。

おうちで楽しみながら、少しずつ“数の感覚”を育ててあげてね。

ABOUT ME
shimape
教員をしながら、3人の子どもを育てるワンオペ多めママです。 ブログを書く時間は自分と向き合う時間。 産後うつになった経験や3人育児の日常等をゆるっと発信していきます。