育児

2人目不妊体験談②|小学校教員が人工授精と仕事を両立した体験記

この記事を読んでほしい人

  • 2人目不妊で人工授精を検討している方
  • 仕事と不妊治療の両立に悩んでいる方
  • 不妊治療中のストレスや心の疲れを軽くしたい方

私が伝えたいこと

私はタイミング法では妊娠に至らず、勇気を出して不妊治療専門クリニックで人工授精に挑戦しました。

(タイミング法までの体験談はこちら

この記事で伝えたいのは、

「人工授精は心身に大きな負担がかかる。だからこそ、治療中は自分を大切にすることが前向きに続ける力につながる」ということとです。

人工授精の基本的な流れ(私の場合)

  1. 生理中に受診:排卵誘発剤を服用(必要に応じて注射を追加)
  2. 排卵チェック:生理後から数回、超音波や血液検査で排卵タイミングを確認
  3. 採精と精子調整:夫に採精をお願い → 病院で洗浄・調整
  4. 子宮内注入:カテーテルで数分、痛みはほとんどなし
  5. 帰宅:普通に過ごせる
  6. 妊娠判定:2週間後に血液検査や妊娠検査薬で確認

※クリニックによって方法は異なります。私は卵胞が育ちにくく、服薬に注射を追加することもありました。少し安静にしてから帰宅となるクリニックもあるようです。

小学校教員として人工授精と仕事を両立する工夫

通院スケジュールと仕事の調整

排卵タイミングの確認で2週間に4回ほど通院。(私は卵胞が育ちにくかったため)

「今日こそ人工授精の日取り確定!」と思っても、

結果次第で「明日また来てね。」と言われることも。

これが一番の負担でした。

どの仕事でも、突然の休みって本当に取りにくいですよね。

特に小学校の教員という職業の性質上代わりが効きにくいため、以下の工夫をしました。

  • 練習問題のプリントを多めに印刷しておく
  • 図工の導入を済ませ、作業時間は他の先生にお願いする
  • テストは後回しにできるものだけ後回し
  • iPadを活用して自習できる時間を確保

とにかく学級の子ども達に迷惑は掛けないよう努力。

他の先生方には確かに迷惑を掛けていたと思いますが、勤務時間内にできる仕事を積極的に引き受けて、お休みをもらっていました。

「今は甘える時!」と割り切ることも大事だと思います。

夫の協力が不可欠

人工授精では、夫に採精をお願いする必要がありました。

「今日の◯時に行くから、それまでによろしく!」

毎回夫にプレッシャーをかけているようで、私も申し訳ない気持ちでした。

でも、そのたびに夫が冗談を言って笑わせてくれたので、気持ちが少し軽くなりました。

こうして支え合えたからこそ、治療を続けられたのだと思います。

2人目不妊ならではの気持ち

娘を連れて通院することもあり、

子連れの私を見て、不快に思う人がいるかも」と罪悪感を抱くこともありました。

そのため、肩身が狭く感じることもあり、クリニック内ではなく廊下で待つなど、配慮しながら通院していました。

2人目不妊治療ならではの悩みだと思います。

治療中に心を守る工夫

妊娠のことばかり考えて気持ちが沈むことも。

そこで私は「ご褒美時間」を設定しました.

  • 人工授精の日にはパンケーキ屋さんで1人ランチ
  • 家族との時間や旅行を楽しむ
  • 仕事そのものを気分転換として活用する

自分の機嫌は自分で取る」ことを意識するのがポイント。

仕事に向き合っている時間が意外と気分転換になりました。

治療のことを考えず、何か他のことに集中できる時間をもつことがとても大切です。

まとめ:人工授精と仕事の両立で大切なこと

人工授精は心身ともに負担が大きいですが、以下の工夫で少しでも楽に続けられます。

  • 休むときは割り切って
  • 自分へのご褒美時間を作る
  • 家族との時間や仕事を気分転換に活用する

「ストレスを溜めない方がいい」なんてことはわかってるけど、どうしても精神的にきつくなってしまうのが不妊治療。

この体験が、同じように人工授精に挑戦する方の参考になれば嬉しいです。

ABOUT ME
shimape
教員をしながら、3人の子どもを育てるワンオペ多めママです。 ブログを書く時間は自分と向き合う時間。 産後うつになった経験や3人育児の日常等をゆるっと発信していきます。
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